"持続可能な旅 "と “持続可能な旅”が普通である事への道を切り拓きます。
Marju Niskanen
Northern Europe

"持続可能な旅 "と “持続可能な旅”が普通である事への道を切り拓きます。

近年、旅行業界では「持続可能な旅行」という言葉がよく聞かれるようになりました。クオニイ・ツムラーレでは、私たち一人ひとりが、地球をよりクリーンで健康的な星に変えていくことができると考え、パートナーシップや商品提供を通じて、この分野での前向きな変化を推進しています。

持続可能な旅行という概念は広範かつ複雑ですが、一言で言えば、地球への環境負荷の低減を念頭に置いて旅程や計画を作成し、「環境に優しい」目的地への旅行を意識的に決定することを意味します。

環境保全や環境改善に配慮したサプライヤー(ホテル、レストラン、会場など)を慎重に選び、電車やカーボンニュートラルな交通手段など、環境への負担が少ない交通手段を選択します。

例えば、環境保全のためにリサイクル、一つの目的地に長く滞在する、博物館を訪れて環境について学ぶ、タクシーよりも徒歩で移動する、観光ツアーにハイブリッド車を選ぶ、あるいは自然や美しい風景を探索する時間を過ごす、といった行動です。

持続可能な旅の為の行動は、どんなに小さくても、どんなに取るに足らないものでも、すでに私たちの身近に存在しています。そして、旅行者が、旅程を組む際にこれらの選択肢を取り入れることが潮流となっています。

私たちは、この言葉が今後のトレンドであり、新しいスタンダードになると信じています。つまり、将来的に旅行といえば、自動的にサステナブルトラベルと呼ばれるものを指すようになります。

私たちは、環境に配慮したホテル、レストラン、アトラクションなどのサプライヤーを選択し、現地オフィスの専門性を活用して、環境にやさしく、お客様のニーズに合ったツアーを企画・デザインし、持続可能な旅行体験を推進する役割を果たすことを決意しています。 私たちは、旅行におけるサステナビリティがこれまで以上に重要であると考えています。気候変動は環境にとって最大の脅威です。旅行業に従事する私たちが果たすべき役割は大きいと考えています。

北欧の国々は以前よりサステイナブル、持続可能という事を重要視し取り組んできた歴史があります。持続可能な開発レポート2020によると世界の上位30カ国にスウェーデン(1位)、デンマーク(2位)、フィンランド(3位)、ノルウェー(6位)、アイスランド(26位)がランクインしています。 責任をもって積極的にエコ旅行プログラムを推進する企業、パートナー、サプライヤーが多数いることを誇りに思っています。

ここでは、私たちの手配で、フィンランドとスウェーデンを旅する場合、サステナブルな旅程はどのようなものになるのか、いくつかのアイデアをご紹介します。

まず、自転車やカヤックでヘルシンキ市内を観光し、その後、リサイクルに関するワークショップに参加、地元のレストランでエコ・ミールを食べて一日を締めくくりましょう。次の日は、湖水地方、オウル、ケミ、またはフィンランドのラップランドへ向かう列車に飛び乗ってください。 野生動物の観察、ハイキング、サイクリング、ファットバイク、スノーシュー、犬ぞり、カヌー、サウナ、スープツアーなど、自然を愛する人たちのためのアクティビティが目白押しです。さらに、スウェーデンのラップランドでは、バードウォッチング、サーミのアクティビティ、オーロラ、白夜など、環境にやさしいアクティビティが盛りだくさんです。

これらの例は、あくまでサステイナブルな旅行の例であり、最終的には、私たち一人ひとりが地球に貢献するために多くのことができるという意識が重要です。現在、コロナ禍の影響でなかなか海外旅行に行くのが難しい状況ですが、最もサステイナブルな旅行形態であるオンラインツアーをご検討してみてはいかがでしょうか?

長距離の移動は環境に大きな影響を与えます。航空会社はこの影響を減らすために努力していますが、クオニイ・ツムラーレではより持続可能な旅行の選択肢を含む提案を促進し、拡大するために私たちの役割を果たしているのです。多くのパートナーが同じ目標を共有し、持続可能性が常識になりつつあることを嬉しく思います。

私たちは、あらゆるアイデアやイノベーションが現実のものとなる時代に生きており、サステナブルな移動が通常の移動となる日を楽しみに、その場所にたどり着くために最善を尽くしています。

 

 

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