オーロラを追いかけて

この神秘的なイベントの体験には、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンがまさに理想的な場所といえます。これらの国の当社の専門家が、オーロラ鑑賞に加え、さまざまな魅力的な見どころも楽しめる目的地を選びました。詳しく見ていくことにしましょう！

1. ロムソ（ノルウェー） - 北極圏への玄関口

写真：ロヴァニエミ

トロムソはオーロラオーバル（オーロラの出現する領域）の真下に位置しているため、オーロラを見られる確率が極めて高い場所です。この街では、都会の快適さと北極圏の大自然の両方が楽しめます。ここでの楽しみはオーロラだけではありません。旅行者は、ホエールウォッチング、犬ぞりにトナカイぞり、スノーモービルなど、数々の冬のアクティビティを満喫することができ、オーロラ鑑賞はむしろ、花を添えるものと言えそうです。

2.ロフォーテン（ノルウェー） – フィヨルドの地

少し南下して、迫力満点のフィヨルドと雪を頂く峰々に囲まれたロフォーテン諸島に向かいましょう。ロフォーテンの孤高の美しさが、オーロラに独特の神秘的な魅力を与えてくれます。昔ながらの漁師小屋が並ぶ魅力あふれる村、そしてレイネフィヨルドの水面に映るオーロラを想像してみてください。ここでは、浜辺で馬に乗ってのオーロラ鑑賞や、海辺のサウナに入りながら、あるいは、ウンスタッドでウインターサーフィンを楽しみながらオーロラを眺めるといったユニークな体験も可能です。

トロムソは冬でも賑やかですが、ロフォーテン諸島は静かで人混みも少ないのどかな雰囲気です。

ノルウェーでオーロラが鑑賞できる時期：8月下旬から4月上旬まで。

3. キルナ（スウェーデン） - ラップランドの北の宝石

スウェーデンのキルナは、地球上で最もオーロラ鑑賞に適した場所のひとつです。オーロラ鑑賞だけでなく、スノーモービルサファリから犬ぞり体験まで、数々の北極圏ならではのアクティビティが楽しめます。また、氷と雪だけで造られた壮大な「アイスホテル」を訪れるのも良いでしょう。

ラップランドでオーロラ鑑賞に最適な場所は、キルナから少し離れたアビスコ国立公園。アビスコは標高が高く、空が澄んでいて、光の乱れが最小限に抑えられるため、舞い踊り、煌めくオーロラを最前列で堪能できます。

キルナは、サステナビリティにも力を入れています。スウェーデンのラップランドは自然との結びつきが深く、「北極圏サステナブル」プログラムが立ち上がりました。この取り組みは、地域内の数多くのサプライヤーやパートナーをサステナブルな事業へと変革し、認証することを目的としています。

スウェーデンでオーロラが鑑賞できる時期：  9月から4月まで

4. イナリ（フィンランド） - サーミ文化への入り口

絵葉書のように美しいイナリ村は、ラップランド最北端、イナリ湖の近くにあります。ここでは、スノーモービルサファリや、地元のトナカイ牧場見学など、数多くの素晴らしいアクティビティが可能です。さらに、この地域の先住民であるサーミ人の世界にも触れることができます。シーダ博物館は、サーミ文化への旅を楽しめる必見の観光スポットで、サーミの人々の伝統的な暮らし、手工芸品、自然との精神的なつながりなどが紹介されています。

秋、イナリ湖が凍る前なら、湖面に映る「ダブルオーロラ」が見られるかもしれません。まさに忘れがたい体験になること、間違いなしです！ 

5. ロヴァニエミ（フィンランド） - サンタの故郷 

ラップランドの州都、ロヴァニエミも忘れてはなりません。ここが公式なサンタクロースの故郷であることをご存じでしたか？この機会に幼い頃の夢を叶え、サンタクロースの村を訪れてみてはいかがでしょうか。ラヌア野生動物公園にも足を運んでみましょう。ここでは、自然の中で北極圏の動物たちに遭遇したり、雪に覆われた森の中を犬ぞりでハスキーサファリに繰り出すこともできます。街の至るところでオーロラを見られることもありますが、中心部から離れた方が見られる確率は高まります。

フィンランドでオーロラが鑑賞できる時期：  最もチャンスが高くなるのは、8月下旬から4月上旬です。

このアドベンチャーへの準備はできましたか？それとも、もう少しインスピレーションが必要ですか？当社がお客様のニーズに完璧にマッチした、特別な体験の手配をさせていただきます。